IoT(インターネット・オブ・シングス)の技術を活用して、オフィス設備を社員が効率的に利用できる新サービスが相次いで登場している。会議室やトイレの最新の空き状況がスマートフォンやPCで分かるなど、オフィスの日常的な悩みやストレスを解決する。工場設備の監視や高齢者の見守りなどに使われてきたIoTが、オフィスでの快適な働き方を促す身近な技術として注目を集め始めている。
連載
IoTで快適オフィス
目次
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二酸化炭素濃度まで見える化、IoTで「快適空調」
トイレや会議室と並んで、社員の不満が出やすいオフィス設備の一つが空調機器だ。温度や湿度など空気の状態は部屋の人数や動きによって変化しやすく、感じ方も人によって異なる。IoTの技術を使って空気の状態などを見える化し、空調設備などの制御を最適化するシステムの開発が活発になってきた。
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会議室が取れない---社員のイライラをIoTで解消
会議室のリアルタイムの空き状況を、IoTの技術を使って見える化するサービスが登場している。多くの企業が抱える、慢性的な会議室不足という悩みに応える。複数の社員が部屋を出入りするため、人感センサーなどを使い使用中かどうかを判別する。
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会社でトイレ難民、救世主はIoT
IoTの技術を活用して、オフィス設備を社員が効率的に利用できる新サービスが相次いでいる。会議室やトイレの最新の空き状況がスマートフォンやPCで分かり、データ分析を通じて設備の配置などの最適化につなげる。IoTがオフィスの身近な悩みを解決し、快適な働き方につながる技術としても注目を集め始めた。
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