ストーリーで学ぶ 働き方改革のプロジェクトマネジメント
目次
-
プロジェクトマネジャーは少し先の明るい未来を見せる
トライアルして振り返らず、やりっ放しでは意味なし
トライアルをしても、やりっ放しでは意味がない。効果測定をして、見つかった課題には本番までに必ず対策を打とう。
-
プロジェクトの「ちゃぶ台返し」に落ち着いていられるか
コンフリクトマネジメントを知って冷静に対処
プロジェクトに抵抗は付きもの。抵抗や対立が全くないプロジェクトなど存在しない。コンフリクトマネジメントを学び、冷静に向き合う。
-
野生の勘でプロジェクトを試行しても本番で失敗する
運用前に必須の「リリース管理」
新しい業務やシステムの開始、または既存の業務やシステムの変更を確実に実行して、スムーズに運用を始めるための「リリース管理」で手を抜いてはいけない。
-
変更を嫌がるプロジェクトマネジャーはリスクを高める
プロジェクトに変更は付きもの、「7つのR」で管理
責任感が強いマネジャーほど環境の変化に合わせず、計画通りに物事を進めようとする。だがそのリスクはかえって大きい。プロジェクトに変更は付きものと考え、変更をコントロールする。
-
課題管理簿がないと、対応せずに言いっ放しになる
支えになるのは「書き出す」「見い出す」「ひねり出す」
ミヤタ自動車の新任課長である新田めぐみが、働き方改革プロジェクトのマネージャーに指名された。山積みの課題を前にして「管理簿」の作成を始めた。
-
その働き方改革プロジェクト、「誰得(だれとく)」ですか?
架空の車メーカー、ミヤタ自動車の「働き方改革プロジェクト」メンバーはステイクホルダー分析をすることにした。誰にどんなメリットがあるのか、「誰得(だれとく)?」を想定し、誰を巻き込めばよいかを見極める。
-
チームは5つのステージで進化 衝突や摩擦は乗り越えるべき必然
個性の異なるメンバーを同じゴールに導く
ミヤタ自動車の「働き方改革プロジェクト」のメンバーは静岡県掛川市の研修所に篭もり、具体的な活動スケジュールと役割分担、今後のコミュニケーション計画を練った。と、ここまではよかったのだが…
-
コミュニケーション計画が分けるプロジェクトの成否
プロジェクトの内と外、双方の連携を忘れずに
次の打ち合わせは、1泊2日の合宿形式で行うこととした。たまには、景色を変えての集中討議も良かろう。静岡県掛川市にあるミヤタ自動車の研修所。その一室に5人全員が揃う。窓越しに見える山々の中でも、富士の山頂がまぶしい。
-
活動と作業を定義する「WBS」作りは面倒くさい?
役割分担し進捗管理するプロマネ必須のツール
「ミヤタ自動車にテレワーク(在宅勤務)を導入する」 プロジェクトマネジャーの新田めぐみ(ミヤタ自動車 経営企画部 課長)は、先日のキックオフミーティングで決めたプロジェクトのゴールを、改めてノートに大きく書いてみた。このゴールはチームメンバー5人の総意だ。プロジェクトオーナーである大塚副社長の思い…
-
ブレストの進め方 「意見を出して」だけではダメ
5つのポイントで沈黙と混乱を予防
ミヤタ自動車の「働き方改革プロジェクト」。 プロジェクトマネージャの、新田めぐみ(経営企画部・最年少女性課長)は、メンバーの沼部勇人(情報システム部・課長代理)の助けを借りてキックオフミーティングを開いた。
-
どこに向かって走るのか? ゴールと完了状態を定義
「プロジェクトチャーター」を作ろう
課長就任早々、「ワークスタイル変革プロジェクト」のプロジェクトマネージャーを任された新田めぐみ(ミヤタ自動車 経営企画部・史上最年少女性課長)。
-
プロジェクトって何? 5つの特徴を理解しよう
ルーチンワークと何が違うのか
「新田(にった)さん、あなたは『ワークスタイル変革』プロジェクトのマネジャーです。ミヤタの働き方を変えてください」
日経クロステック Special
What's New
経営
- 「クラウド時代のあるべき運用」を熱く議論
- 大企業にもキントーンの導入が進む理由
- 製造業DX「データドリブン経営成功のシナリオとは」
- ジェイテクトエレクトロニクスのDX事例
- NTTドコモ支援の実践型教育プログラム
- DXを成功に導くITインフラとは?
- NTTデータに優秀なデジタル人財が集まる理由
- オリックス銀行×富士通時田社長 特別鼎談
- ERPプロジェクト≫IT人財の必須条件は
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- イノベーションの起爆剤
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化
- ServiceNowでDXを加速≫方法は
- SAPプロジェクトの全体像をいかに描くか