ラトックシステムの「REX-WIFISD1H」は、モバイルバッテリーとしても利用できるワイヤレスストレージだ。本体にストレージは搭載しないため、SDカードかUSBメモリー、またはUSB接続のポータブルHDDを別途用意する。SDカードは最大512GBまで、USBメモリーやUSB接続のポータブルHDDは最大2TBまで利用できる。対応フォーマットはexFAT、FAT32、FAT16、NTFS。パソコンで利用しているストレージであれば、フォーマットせずそのまま利用できる。
最大8時間動作、スマホなどの充電機能も持つ
Wi-FiはIEEE 802.11nのMIMOに対応しており、最大300Mbpsの高速通信でデータを読み書きできる。1度に接続できる子機は最大5台で、スマートフォンとタブレット、パソコンなど複数の機器でデータを共有しやすい。
本体サイズは幅104×奥行き67×厚さ14mmで、スマートフォンよりも一回り小さい。上着の胸ポケットにも入る大きさで、持ち運びに困らないだろう。重量は106gで、最近のスマートフォンより若干軽い程度だ。
本体に3000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、最大8時間動作する。これだけ長く動けば、1時間程度の通勤通学などの移動はもちろん、新幹線や飛行機での長時間の移動でも使いやすい。またモバイルバッテリー機能を備えており、スマートフォンやタブレットのバッテリーが減ってきたときにも対処できる。