WebブラウザーでOffice 365を利用していると、テキストファイルを開いたとき文字化けすることがある。原因は、そのファイルがWindowsアプリケーションでは一般的な文字コード、「Shift_JIS(シフトJIS)」で保存しているからだ。回避策はあるのだろうか。

 Office 365の文字コードの標準は「UTF-8」。Windowsも内部処理はUTF-8が標準だが、テキストエディター(メモ帳)は標準でシフトJISのファイルを生成する。メモ帳で作成したテキストファイルをメールに添付して送ると、Webメールの「Outlook Web Access(OWA)」のプレビューでは文字化けする。

シフトJISのテキストファイルをOutlook Web Accessでプレビューすると文字化けする。
シフトJISのテキストファイルをOutlook Web Accessでプレビューすると文字化けする。
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 文字化けは、マイクロソフトのWebブラウザー、Microsoft EdgeやInternet Explorerに限らず、Google ChromeやMozilla Firefoxといったマイクロソフト以外のWebブラウザーで発生する。しかもWebブラウザー側の設定では解消できない。