企業の拠点間を安全につなぐ手段として広く利用されているVPN(Virtual Private Network)。その仕組みはわかっていても、いざ構築しようとすると、サービスの選択やVPNルーターの設定で悩むことがある。VPN構築時に抱きがちな素朴な疑問を、Q&A形式で紹介する。これからVPNを構築する人だけでなく、VPNの見直しを検討中の人もぜひ参考にしてほしい。
連載
VPNの素朴な疑問
目次
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AWSと自前のVPNでつなぐ方法ってある?
Amazon Virtual Private Cloudなどの仮想プライベートクラウドにインターネットVPN経由で接続することは可能だ。ただし、一般的な拠点間接続と同じ設定をしても接続できない。
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VPNがやたら遅くなる理由
インターネットVPN経由の通信が明らかに遅い場合、MTUの調整ができていないことがある。通信事業者のVPNサービスを利用していても、スループットが低いケースはある。
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インターネットVPNで起こしがちな三つのミス
自前でインターネットVPNを構築すると、必要な設定をしたのに通信できないといったことがある。VPNの接続は確立しているのにpingコマンドなど実際の通信ができない場合、その原因のほとんどは設定ミスによるものだ。
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固定IP料金をケチってインターネットVPNをどうして使えるの?
インターネットVPNの構築では、各拠点を識別するグローバルアドレスが必要になる。このアドレスに固定アドレスを使うべきか、それとも動的アドレスでもよいのかは悩みがちなポイントだ。
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VPNサービスはコスト重視で選ぶと失敗する?
VPNを構築するには、通信事業者のVPNサービスを利用する方法と、自分でVPNルーターを購入して構築する方法がある。自社の目的や重視する条件に合ったものを選ぼう。
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