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デザイン思考

「右脳」を使えないエンジニアは淘汰される!?

三谷 慶一郎=NTTデータ経営研究所 2017/05/08 日経SYSTEMS
出典:日経SYSTEMS 2016年9月号pp.50-51
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 ITエンジニアを取り巻く環境は、大きく変化している。変化に対応するための鍵は、思考技術の強化だ。これまで使われてきたロジカルシンキングやシステム思考は、論理やデジタル的に物事を捉える左脳型のアプローチ。これに対して本特集のテーマである「デザイン思考(Design Thinking)」は、感性やアナログ的に物事を捉える右脳型のアプローチだ。今、ITエンジニアにはロジカルシンキングやシステム思考に加えて、右脳型のデザイン思考が求められている。

 現在、国内のITエンジニアの多くは、業務システムの開発が中心だろう。ここで競争力の源泉となるのは、ユーザー側から提示されたRFP(提案依頼書)に基づく要求機能を、いかにして効率的かつ高品質に作り上げるか、といったものだ。

 しかしここ最近は、RFPがない、あるいはRFPを作りようがないという案件が増えている。ビッグデータ、人工知能(AI)、IoT(Internet of Things)といった新技術をベースに、新たなサービスやビジネスを生み出そうという動きだ。空き部屋貸し借りサービス「Airbnb」、配車サービス「Uber」、FinTech領域の新顔サービスなどは、このような新しい環境下で生まれたものだと考えていい。一般に、これらのビジネスを「デジタルビジネス」と呼んでいる。

左脳型の思考が通用しない

 従来の業務システムの開発とデジタルビジネスのシステム開発は、抜本的に異なるものである(図1)。例えば従来の業務システム開発では、システムを利用する社内の業務部門の声を聞くことが何よりも重要だった。業務部門のニーズを抜け漏れなく拾い上げ、設計仕様に確実にまとめ上げることが上流工程に求められる。業務部門はユーザー企業内に存在し、ヒアリングすればちゃんと回答してくれる。課題は当初から比較的明確であり、上流工程の担当者に必要なのは、課題解決型の論理的な思考。まさに、ロジカルシンキングやシステム思考だった。

図1●業務システム開発とデジタルビジネスのシステム開発の比較
「RFPのない」新しいシステム開発ではデザイン思考を用いる必要がある
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