「固定電話」の仕組みが2024年に一変する。NTTグループが加入電話やISDNのコアネットワークをIP網に切り替えるからだ。光回線やモバイルブロードバンドが普及した昨今は過去のサービスと思われがちだが、企業が使う通信インフラとしてはまだまだ現役。金融や流通小売をはじめとした様々な業界の企業システムを支えている。固定電話のIP化は、こうしたシステムにどのような影響を及ぼすのか。