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孫正義の有言実行、米スプリント復活の軌跡

ソフトバンク孫氏が記者にこっそり明かした、スプリントの投資成果

[第1回]

大和田 尚孝=日経コンピュータ 2017/05/08 日経コンピュータ

 ソフトバンクグループの米携帯子会社スプリントの経営状況が急回復してきた。スプリントが3日に発表した2016年度(2017年3月期)決算の通期営業利益(米国会計基準)は黒字幅が増加。通信網を改善した結果、通信回線のデータ通信速度が向上して回線契約数が伸びた。

ソフトバンクグループの孫正義社長
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 スプリントは長く不振が続いていたが2015年度に9年ぶりの営業黒字に転換。年2000億円規模のコスト削減を重ねた成果が出た格好だ。2016年度は2年連続の営業黒字を達成して復活ぶりが一段と鮮明になってきた。

 孫社長はスプリントの立て直しについて過去の決算説明会で「直近の事業のなかで一番難しかった」と振り返っている。1兆8000億円を投じてスプリントを買収したのが2013年。競合の米TモバイルUSと合併させて米携帯2強の米AT&Tと米ベライゾンに対抗する狙いだった。ところが米当局の合意を得られなかった。

 合併交渉にてこずる間に競合にシェアを奪われて経営は最悪の状況に陥った。通信網の品質は4社中最下位で契約回線数は右肩下がり。「買わなきゃよかったとずいぶん後悔した。自信をなくし、世の中が嫌になった」(孫社長)。再建をあきらめて売却も検討したが「誰も買ってくれず」、自力での再建に挑んだ。

 テコ入れに向けて孫社長は携帯電話の卸会社米ブライトスターを創業して成功させたマルセロ・クラウレ氏を2014年に最高経営責任者(CEO)として送り込んだ。クラウレ氏が陣頭指揮を執りコスト削減や人員削減などに取り組み、営業地域をきめ細かく分けて地域のニーズをくみ取るなどの販売強化も推進した。

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