日経BP社には、分野別に8個の専門研究所があります。その1つであるイノベーションICT研究所は、取材・編集・執筆活動を通じて培ったネットワークや発信力を駆使し、ICTを活用した企業の新規事業開発の支援や戦略立案、情報収集などを支援しています。
本コラムでは、その活動から得られた経験を基に、ICTを積極的に取り込んだ企業や産業、社会の未来を展望します。
ICT研インサイト
目次
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「腹落ち」しない事業は失敗、経産省の始動プログラムから見えたもの
経済産業省が主催する人材育成プログラム「始動」におけるシリコンバレー派遣者発表会に、早稲田大学の入山章栄氏が登壇した。入山氏は「日本に最も足りないもの」「グローバル企業のほとんどが多くの時間を割いているもの」として「腹落ち=センスメイキング」を解説した。
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「スタートアップなくして新事業なし」は2018年も続く
2018年も、国内外のスタートアップ企業の動向から目が離せない。コンシューマー向け展示会のCESやモバイルの祭典MWCなど歴史ある展示会も、スタートアップ企業の勢いを取り込むことに躍起になっている。
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自動運転市場を狙う、起業天国イスラエル
Mobileye153億ドル、NeuroDerm11億ドル、Plarium5億ドル、Gigya3.5億ドル、Enzymotec1.68億ドル――。 2017年に買収されたイスラエル企業の金額トップ5だ。大きな買収がイスラエルで起こっている背景にはスタートアップ企業の多さがある。
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「ヒトの認識の外側」を認識する
今後、人間と機械の共存は多くの企業にとって大きなテーマになりそうだ。多くの方との接点をもって、ビジネスへ応用する大きな流れを作りたいと考えている。
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「本命」が年内にも上陸、注目集まる音声アシスタント
米国で普及し始めた音声アシスタント端末が、今年後半以降、続々と日本に上陸する。音声アシスタント市場は、まだ立ち上がったばかりで、多くのプレイヤーにチャンスがある。
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新大統領就任で注目、破格の起業支援進めるフランス
フランス大統領に就任したエマニュエル・マクロン氏は、経済・産業・デジタル大臣着任時にスタートアップ企業の存在感を高めるためのキャンペーン活動「La French Tech」を推進していた。新政権下では、さらにスタートアップ企業の支援は加速するものとみられる。
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センサー普及で到来した「現代のカンブリア紀」
各種センサーの普及により、「人に関するデータ」が急増している。今後、それを活用したサービスが急拡大するだろう。そうしたサービスの爆発的な拡大を「現代のカンブリア紀の到来」と呼んでいる。
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