ラズパイをデジタルサイネージ端末にする専用OS「Screenly Open Source Edition(OSE)」。静止画や動画像をスケジュールに沿って再生してくれる。
ラズパイをデジタルサイネージ端末にする専用OS「Screenly Open Source Edition(OSE)」。静止画や動画像をスケジュールに沿って再生してくれる。
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 駅や街を彩る大画面のデジタルサイネージ。静止画や動画、Webサイトなどをスケジュールに沿って再生するのが主な機能です。そのデジタルサイネージ端末をラズパイで簡単に作れるのが専用OSの「Screenly Open Source Edition(OSE)」です。

 Screenly OSEは、ラズパイのOSをGUIで導入できる公式インストーラー「NOOBS(New Out of Box Software)」でインストールできます。FAT形式でフォーマットした8Gバイト以上のmicroSDカードに、公式サイトからNOOBSをダウンロードして展開してください。既にラズパイで使用済みのカードでWindows上で認識しない場合は、SDカードを初期化する「SDフォーマッター」を利用して初期化してからNOOBSをコピーします。

Screenly OSEをインストール

 NOOBSを書き込んだmicroSDカードをラズパイに装着して起動すると、NOOBSのOS選択画面が表示されます。インターネットに接続した状態であれば、「Screenly Open Source Edition(OSE)」が選択肢に現れます。チェックボックスをオンにして「install」ボタンを押すとインストールが始まります。

ラズパイ公式インストーラー「NOOBS」で「Screenly Open Source Edition(OSE)」をインストール。インターネットに接続した状態でScreenly OSEにチェックを入れ、「install」ボタンを押す。
ラズパイ公式インストーラー「NOOBS」で「Screenly Open Source Edition(OSE)」をインストール。インターネットに接続した状態でScreenly OSEにチェックを入れ、「install」ボタンを押す。
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