ChromiumRPIは「Chromium OS」のラズパイ対応版です。「Chromium OS」は米Google社が開発しているLinuxベースのOS「Chrome OS」のオープンソース版で、有志がラズパイへの対応を進めています。Chrome OSは「Chromebook」という省電力なノートPCにプリインストールされています。いずれのOSもWebブラウザーベースのユーザーインタフェースを備えているのが特徴です。
イメージファイルのダウンロード
ChromiumRPIは、Raspberry Pi 2またはPi 3に対応しています。入手先にアクセスすると、それぞれの名前が付いたフォルダーがあります。その中に圧縮されたイメージファイルがあり、それをダウンロード・展開してmicroSDカードに書き込みます*1。
Windowsパソコンの場合は、展開したら「Win32 Disk Imager」などのフリーソフトを使ってmicroSDカードに書き込みます。
Raspberry Pi 3用のイメージは、2Gバイトと16Gバイトの2種類が用意されています。Chromeの拡張機能やChrome用アプリを数多く利用したい場合は16Gバイトのイメージを選び、16Gバイト以上のmicroSDカードに書き込んでください。
ChromiumRPIでラズパイを起動し、最初に開く画面で「言語の選択」と「キーボードの選択」に「日本語」を選び、「ネットワークの選択」は「イーサネット」のままで「続行」ボタンをクリックします。必要な初期設定はこれだけです。