最近は、携帯電話網を使った接続が可能なSIMフリーのタブレットが増えている。Wi-Fiだけの製品に比べると割高になるが、Androidタブレットなら高性能かつSIMフリーで3万円台という製品もある。
ファーウェイ・ジャパンの「MediaPad M3」は、8.4型のAndroidタブレット。8コアのCPUや4GBのメモリー、フルHD以上の高解像度液晶画面を搭載しつつ、Wi-Fiモデルなら2万円台後半、LTEモデルでも実勢価格が3万円台前半と、スペックの割に安くコストパフォーマンスが良い。
プレミアムモデルは付属品も多い
MediaPad M3には「Wi-Fi スタンダードモデル」「LTE スタンダードモデル」「プレミアムモデル」の3つのモデルがある。それぞれ、LTE通信機能の有無やストレージ容量などが異なる。プレミアムモデルは付属品も多く、専用のカバーと、オーディオメーカーで名高いAKGのイヤホンが付属しており、かなりお得だ。またモデルによって本体色が異なる。Wi-FiおよびLTEのスタンダードモデルがシルバー、プレミアムモデルがゴールドとなる。
MediaPad M3の重量は310g。8型クラスのAndroidタブレットとしてはかなり軽い部類に入る。幅は124.2mmでCDケースとほぼ同じ。画面サイズの割には、幅が7型タブレット並に細いので、片手で持って使いやすい。
1600×2560ドットを表示できる高解像度液晶を搭載しており、画面に表示される文字やアイコンの輪郭はとても滑らかで見やすい。小さい文字も潰れずに表示される。
画面の発色はきれいだ。特に青色や水色といった寒色の表現が特に美しく、風景写真の閲覧に向いていそうだ。IPS方式の液晶パネルを採用しているためか、視野角がとても広い。タブレットをどの角度から見ても、発色はきれいなままである。