ビジネスメール研究所の唯一の研究員として、日夜、メールの研究という名の修行に励む直井研究員。所長の座を狙うも、手が届きそうで届かない、本人曰くあと一歩な毎日を送る。多忙な平野所長に代わってビジネスメールの相談を受けることも増え、クライアントからの信頼も厚いと本人は思っている。メールに悩んだとき、困ったときはビジネスメール研究所にお問い合わせください。直井研究員や平野所長がアドバイスします。今日も直井研究員と一緒に、ビジネスメールを学びましょう!

 セミナーの講演後、受講者から声をかけられた直井研究員。最前列に座り、熱心にメモをとっていた姿が印象的だった部品メーカーB社の係長である田中さん(39才)。明るい雰囲気の田中さんですが、今年入社した新人の日報メールに困っているそうです。

田中さん(以下:田中):今日はありがとうございました。B社の田中と申します(名刺を交換)。

直井研究員(以下:直井)ありがとうございました。セミナーの内容はいかがでしたか?

田中:とても勉強になりました。うちの会社はメールの研修がないので、いままできちんと学んだことがなかったんですが、自分のスキルアップのためにと思って参加したところ、想像以上に学びが多くてびっくりしました。

直井:そういっていただけると嬉しいです。

田中:実は、自分は、メールはできている方だと思っていたんで、今日の内容も「基本的なことかな」なんてたかをくくっていたところもあったんですが、実際に受けてみると、見直したほうがいいことがたくさんあって、セミナーに参加して本当によかったです。他の社員にも受けほしいくらいです。いや、全員が受けるべきですよ。そもそもの基礎というか、メールを使うということに関して、学んでいないのは問題だと思うんですよ。私もこの年になってあらためてメールを学び、もっと早くに知っておけばよかったなって思っています。メールで損をしてきたことも多かったんじゃないかなぁ。