日立製作所の東原敏昭執行役社長がCEO(最高経営責任者)に就任してから1年になる。2016年4月の大規模な機構改革に続き、2017年4月には「4分野・副社長制」を新たに導入。米GE(ゼネラル・エレクトリック)や独シーメンスと戦うための体制の整備を急ぐ。東原改革の目玉とは何か。東原CEOの取り組みと本音に迫る。
連載
日立 東原改革の正体
目次
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「大義や理念を失ったら日立はだめになる」、日立社長(下)
米GE(ゼネラル・エレクトリック)や独シーメンスにあって、日立製作所にないものは何か。日立が大切にしていることは何か。日立の東原敏昭社長兼CEO(最高経営責任者)が本音を語った。
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「グローバル野武士集団を目指す」、日立社長(中)
日立製作所 社長兼CEO 東原敏昭氏
日立製作所が売上高10兆円を達成するには、オーガニックグロースだけでは難しく、M&A(合併・買収)が不可欠である。日立製作所の東原敏昭社長兼CEO(最高経営責任者)が考えるM&Aの方針とは。
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「IoTの提案力向上には2つの策がある」、日立社長(上)
日立製作所 社長兼CEO 東原敏昭氏
東芝が経営危機に瀕している今、日の丸・重電メーカーの代表として、日立製作所に対する期待はますます高まる。だが、米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスと伍していくには、IoTプラットフォーム事業のさらなる強化が必要だ。機構改革の狙いとIoT事業の強化策を東原敏昭社長兼CEO(最高経営責任者…
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日立はLumadaの実力を世界に示せるか
日立製作所の東原敏昭社長兼CEO(最高経営責任者)が進める改革の成果を占う上で、外せないキーワードがある。「Lumada(ルマーダ)」だ。
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2年で2度の組織再編、日立東原改革は勝負の2年目に
「いったん細かく分割して、再び統合したということ」。2016年4月と2017年4月に実施した機構改革を、日立製作所の東原敏昭社長兼CEO(最高経営責任者)はこう表現する。
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