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日経ITイノベーターズ白熱議論&講演

専門知識は邪魔!?革新には“素人アイデア”を生かす

矢口 竜太郎=日経ITイノベーターズ 2017/04/20 日経ITイノベーターズ
出典:日経ITイノベーターズ会報誌 2017年1月号
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 創造的な製品やサービス、ビジネスモデルを考案するにはどうすればよいか。そのヒントを慶應義塾大学大学院の白坂成功准教授が、「日経ITイノベーターズ」が2016年10月19日に開催した定例会議で語った。お題は「事業創出に役立つイノベーティブデザイン方法論」。

 「イノベーションのアイデアは、ごく一部の変わった人間が偶然“思い付く”ものと思われていました。今は違います。訓練すれば意図的に“考え付く”ことが可能です」。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科の准教授を務める白坂成功氏はこう言い切った。

慶應義塾大学大学院の白坂成功准教授
写真:井上 裕康
[画像のクリックで拡大表示]

 SDM研究科は、複数の専門家を束ねて問題を解決できる人材を育成するための学科。2008年に創造的なアイデアを生み出す方法論を米マサチューセッツ工科大学(MIT)、米スタンフォード大学などと共同開発した。この方法論は、物事を構造化・可視化する「システム思考」と、人間の感性を重視しながらチームで試行錯誤して新しいものを創造する「デザイン思考」の考え方を組み合わせたものだという。

 この方法論で重視していることの一つが「多様性」である。多様性を必要とする理由は、人間が持っている「無意識の認知バイアス」を打ち破るためだ。「専門家になるほど自身の専門知識が邪魔をして、無意識に新しい発想を除外してしまいます」と白坂氏は言う。

 これに対し、チームに多様なメンバーを集めれば「ある分野の専門家が無意識のうちに除外しているアイデアを素人が出すことがあります。“素人アイデア”の多くは使い物にならないのですが、中には『そのアプローチは今までやっていなかった』などと専門家に気付きを与え、新しい発想を生むきっかけになります」(白坂氏)。

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