プロジェクトマネジャー(PM)の能力は、ITプロジェクトの成否に直結する。だが意外にも、本人が無意識のうちに「ダメPM」と呼ばれる場合がある。IT現場の経験豊富なコンサルタントが、実際に見た「ダメPM」を斬る。
連載
ダメPMな人たち
目次
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なぜ急増?PMに転じて失敗するベテランSE
どの職業でも、向いている人、向いていない人がいる。システム構築のPMにも、もちろん向き不向きのタイプがある。特に、ベテランSEとして現場で活躍し、実直で誠実そうな人が、不向きなPMに転向して苦戦しているケースは多い。
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「何とかしろ」を連呼、ブラックPMがプロジェクトを壊す
プロジェクトは人間が行うことなので、理論や計画だけで片付くものではない。困難な状況ではプロジェクトメンバーの気持ちが成否を左右する。しかし、「気合いと根性」は最後の手段として取っておくべきで、使わずに済むのであればそれに越したことはない。
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「エースで4番」型のPM、大規模プロジェクトでは通用しない!?
プロ野球界では大谷選手の二刀流が素晴らしいが、システム構築プロジェクトでは二刀流どころか、もっと複数の役割を一人が担うことが結構ある。だが、このプレイヤーPMは大きなリスクもはらむ。それは、PMの能力と時間がそのままプロジェクトの限界になるリスクである。
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現場を見ないダメPM、典型的な2タイプ
プロジェクトマネジャー(PM)の仕事で一番大事なのは、多様な関係者とコミュニケーションを取って利害関係を調整し、プロジェクトを進行させること。だからこそPMはなるべくコミュニケーションが発生する「現場」にいるべきだ。ところが現場にはほとんど姿を見せないダメPMがいる。
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時間にルーズなダメPM、どんな人?
プロジェクトで発生する小さな問題。ルーズでだらしないPMが指揮するプロジェクトは、小さな問題がだんだんと蓄積し、やがて大きなトラブルとなる。いわゆる「雪だるま」型の失敗に陥るケースだ。
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