実名型口コミのグルメ情報サービスを手掛けるRetty(レッティ)。GPU(グラフィックス処理プロセッサ)による機械学習基盤を自作し、従来外注していた写真画像分類などの作業を自動化する、というAI活用の先進企業だ。数年前までAIに精通した人材が一人もいなかったという同社がなぜ活用を推進できたのか。CTO(最高技術責任者)が自ら舞台裏を明かす。
連載
グルメサイトRettyのAI舞台裏
目次
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RettyはAI基盤をアキバで調達
実名型口コミのグルメ情報サービスRettyでは、独自のAI開発に取り組み、従来人手に頼ってきた仕事を着々とAI(人工知能)に置き換えています。インターンシップのコストや人件費は別として、AI基盤に投じたのは約50万円のみです。今回は、RettyでどのようにAI基盤を構築したかについて紹介します。
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インターンがRettyの実用AIを開発した
AI(人工知能)を使って、労働集約的な仕事を自動化していかなければ、先はない――。実名型口コミのグルメ情報サービスRettyが独自のAI開発に注力してきた理由です。Rettyは経営規模を拡大させるうえで乗り越えるべき課題として、2015年からAIに本腰を入れて取り組みました。
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Rettyが50万円で作った儲かるAI
AI(人工知能)が人から仕事を奪う。これは遠い未来のことではありません。私がCTO(最高技術責任者)を務めるグルメ情報サービスRettyでは、深層学習などの技術を使って、従来は人がしていた仕事を自動化するAIを開発し、運用しています。
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