• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP
  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

古いシステムの捨て方

基幹系システム再構築プロジェクト、三つの失敗要因 (3/3)

大山 宏=NTTデータ 2017/03/21 日経SYSTEMS

フェーズごとに起こる問題の原因とは

 問題山積のプロジェクトのようだが、実際に何が悪かったのか、整理してみよう。各フェーズに分けて、三つの問題が浮かび上がる。

 一つめは、詳細設計の段階で表面化した問題だ。「現行踏襲+仕様変更」というスコープの中、現行システムの仕様が把握し切れていないまま着手した点が問題だった。現行システムの設計書は手書きのみで情報不足だったにもかかわらず、仕様変更箇所だけしか詳細設計を実施しなかった。さらに、データベースに対する見直しと仕様変更も入ったためスコープが複雑化した。これらにより、予定を超えて調査の工数が必要になった。

 二つめは、開発段階での問題である。ここでは、ソース自動変換だけでは済まなかったことと、その変換後の修正でバグが多発したことが問題だった。その原因は結局、現行踏襲部分の調査不足である。

 三つめは、テスト段階での問題だ。現行システムと新システムとの比較試験の完了条件が不明だった点が大きい。ユーザー側にもベンダー側にも、業務ノウハウがなく、障害解析に時間を要し、試験シナリオや項目の作成もできなかった。

 次回は、この事例における問題の対策例、最適な再構築に向け、どのような点を検討すべきかを紹介しよう。

あなたにお薦め

連載新着

連載目次を見る

今のおすすめ記事

  • 【VoLTEの謎】

    格安スマホでもVoLTEは使える?

     最近はMVNOが提供する格安スマートフォン(スマホ)を利用する人が増えています。こうした格安スマホのユーザーでも新しい音声通話技術である「VoLTE」は使えるのでしょうか。

ITpro SPECIALPR

What’s New!

経営

アプリケーション/DB/ミドルウエア

クラウド

運用管理

設計/開発

サーバー/ストレージ

クライアント/OA機器

ネットワーク/通信サービス

セキュリティ

もっと見る