低価格帯のノートパソコンは、eMMCを内蔵ストレージとして採用する製品が多い。eMMCは読み書きが高速ではあるものの、一般的には容量が少なめだ。大規模なWindows Updateなどがあると、容量不足に陥る恐れがある。そうした心配をしたくなければ、5万円以下であっても、HDDやSSDを搭載するパソコンを選ぶのがよい。

 日本エイサーの「Aspire ES1-132」シリーズは、11.6型のノートパソコン。5万円以下のパソコンとしては珍しく、起動ドライブにHDDを採用しており、データを大量に保存できる。また有線LAN端子も備えている。底面の蓋を外すと本体内部にアクセスでき、自分自身でメモリーやHDDを交換できる。2017年3月中旬時点での税別の実勢価格は約4万8000円である。

「Aspire ES1-132」シリーズは、CPUにCeleron、起動ドライブにHDDを搭載する11.6型のノートパソコン。カラーバリエーションは写真の「ミッドナイトブラック」のほかに「ローズウッドレット」と呼ぶ濃い赤色がある
「Aspire ES1-132」シリーズは、CPUにCeleron、起動ドライブにHDDを搭載する11.6型のノートパソコン。カラーバリエーションは写真の「ミッドナイトブラック」のほかに「ローズウッドレット」と呼ぶ濃い赤色がある
(撮影:スタジオキャスパー、以下同じ)
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きょう体は樹脂製。天板は、メーカーロゴが小さく配置されているだけのシンプルなデザインだ。天板の表面に細かい凹凸があり、手でつかんだ時に指が滑りにくい
きょう体は樹脂製。天板は、メーカーロゴが小さく配置されているだけのシンプルなデザインだ。天板の表面に細かい凹凸があり、手でつかんだ時に指が滑りにくい
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