安いノートパソコンというと、かなり重い、あまり格好良くないというイメージがあるかもしれない。ところが最近では、安価な価格帯で軽めだったり、デザインが良かったりする機種が増えてきている。

 本特集では、仕事でも使える安めの「U-5万円」パソコンの最新機種を見ていこう。まずは、青い本体カラーがひときわ目立つ「HP Stream 11-y000シリーズ」だ。

 日本HPの「HP Stream 11-y000シリーズ」は、11.6型のノートパソコン。下位の「ベーシックモデル」は2万円台後半で購入できる。メモリーを多く搭載する上位の「スタンダードモデル」も3万4800円と安く、コストパフォーマンスが良い。

本体はかなり目立つ水色、筐体は樹脂製

 HP Stream 11-y000シリーズの本体色は、「アクアブルー」と呼ぶ水色だ。個性的でかなり派手。遠目で見てもかなり目立つ。ただ、きょう体が樹脂ということもあり、かなりおもちゃっぽく見える。

「HP Stream 11-y000シリーズ」は11.6型のノートパソコン。色は写真のアクアブルーのみ
「HP Stream 11-y000シリーズ」は11.6型のノートパソコン。色は写真のアクアブルーのみ
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本体は樹脂製。天板は細かい凹凸があり、手でつかんだときに滑りにくい
本体は樹脂製。天板は細かい凹凸があり、手でつかんだときに滑りにくい
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 HP Stream 11-y000シリーズは、CPUにCeleron N3050を採用する。Celeron N3050は開発コードネーム「Braswell」と呼ばれていた、低価格帯PC向けのCPUだ。2コアで2スレッドを同時処理でき、周波数は1.6GHz。余力があるときは、「Burst Technology」が働き2.16GHzで動作する。Celeronの名前が付くものの、Atomとほぼ同等のCPUで、PentiumやほかのCeleronと比べると、性能は低い。