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越境エンジニア列伝

セールストークが歓迎されてしまうのが日本のクラウドの現状

日本マイクロソフト テクノロジーソリューションプロフェッショナル 吉田雄哉(吉田パクえ)氏

大森 敏行=日経NETWORK 2017/06/23 日経NETWORK

 「ITに全く関係ない分野からITに飛び込んで活躍しているエンジニア」など、何らかの“越境”を経験したエンジニアを「越境エンジニア」と名付け、1カ月に一人ずつインタビューを掲載する。今月取り上げるのは吉田雄哉氏。というよりも、パブリッククラウドの伝道師「吉田パクえ」氏と言ったほうがピンとくる人は多いかもしれない。日本マイクロソフトに転職し、現在は「Microsoft Azure」の導入支援を手掛けている。最終回の今回は、日本のクラウドユーザーの悩みやクラウドに対する思いなどについて聞いた。

(聞き手は大森 敏行=日経NETWORK


前回から続く)

 日本マイクロソフトでは、最初はクラウドソリューションアーキテクト(CSA)という職種に就きました。Azureの専属的な担当で、企業顧客の技術面をサポートする仕事です。個人では「えばんじぇりすと」を名乗っていますが、マイクロソフトではエバンジェリストではありません。

[画像のクリックで拡大表示]

 CSAは入社する半年前にできた職種です。米国に行ってトレーニングを受けた際に「マイクロソフトとしては、今後は顧客とハイレベルな話ができないとダメだと考えている」と聞きました。システムの設計や実装といった現場に近いところの話をするだけではダメだと。そのためにできたのが、顧客のビジネスにどのように貢献するかという観点でアーキテクチャーやクラウドの使い方をサポートするCSAという職種です。CSAではビジネス的な要素の話ができることが求められます。

 今はCSAではなくテクノロジーソリューションプロフェッショナル(TSP)をしています。CSAは企業と深く入って一緒にやるのに対し、TSPはこれからAzure使う人やAzureを使い始めてそんなにたっていない人を担当します。

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