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越境エンジニア列伝

プログラミング抜きの書籍制作なんて考えられない

ラムダノート 代表取締役 鹿野桂一郎氏

大森 敏行=日経NETWORK 2017/05/17 日経NETWORK

 「ITに全く関係ない分野からITに飛び込んで活躍しているエンジニア」や「ITとIT以外の分野の境界を行き来しながら成果を上げているエンジニア」などを「越境エンジニア」と名付け、1カ月に一人ずつインタビューを掲載する。今月紹介するのは鹿野桂一郎氏。オーム社で数々の技術書の編集に携わった後、独立してラムダノートという技術書の出版社を立ち上げた。同氏は、書籍の制作に使っている自動組版ツールを自ら開発するというエンジニアの顔も持つ。今回は、オーム社に入るまでの経緯とプログラミングで仕事の効率化を始めたきっかけを聞いた。

(聞き手は大森 敏行=日経NETWORK


 大学は数学科です。C言語やFORTRANなどを使ってプログラムを書いていました。日本で最初にTCP/IPネットワークをつないでいた大学の一つであり、UNIX端末も使っていました。

[画像のクリックで拡大表示]

 また、数学科には「S式でアルゴリズムを記述する」という授業もありました。S式はLISPというプログラミング言語のコードの形式です。授業では、S式をコンピュータで実行するのではなく、黒板に書いたりしていました。つまり、LISPのコードの形だけは知っていたのです。あとあと、LISPで自動組版のためのツールを自作することになるのですが。

 大学卒業後、1年ちょっとはふらふらしていました。ところが結婚することになり、定職に就く必要が出てきました。そこで、1999年にネットワーク系のドキュメントを制作する企業にテクニカルライターとして就職することになります。企業系のドキュメントやマニュアルを、顧客が要求するSGML(Standard Generalized Markup Language)の構造化文書として納品していました。

 テクニカルライターをしていたころは書籍をたくさん読んでいました。ネットワーク系では「マスタリングTCP/IP」などです。また、ネットワークルーターはBSD系コマンドを再実装したものが多く、当時はUNIX系の書籍もよく読んでいました。

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