米インテルは2017年1月にPC向けCPUのラインアップを拡張。モバイルノートPC向けから高性能デスクトップPC向けまでの主要な製品を第7世代に切り替えた。長らく低迷していた米AMDは、CPUコアの設計を刷新。新ブランド「Ryzen」を冠して、高性能PC向けCPUとして発売した。絶対的な性能の高さではなく、消費電力を抑えた中でいかに性能を引き上げるかという「電力効率」がCPU開発の焦点になってからだいぶたつ。PC選びの助けになるように、いまどきのCPUの基本とラインアップについて解説する。