米インテルは2017年1月にPC向けCPUのラインアップを拡張。モバイルノートPC向けから高性能デスクトップPC向けまでの主要な製品を第7世代に切り替えた。長らく低迷していた米AMDは、CPUコアの設計を刷新。新ブランド「Ryzen」を冠して、高性能PC向けCPUとして発売した。絶対的な性能の高さではなく、消費電力を抑えた中でいかに性能を引き上げるかという「電力効率」がCPU開発の焦点になってからだいぶたつ。PC選びの助けになるように、いまどきのCPUの基本とラインアップについて解説する。
連載
今どきのCPUの基本を知る 2017年春
目次
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存在感が薄れていた米AMDは新型「Ryzen」で息を吹き返すか
これまでは米インテル製のPC向けCPUの選び方を説明してきたが、PC向けCPUを出しているもう一つのメーカーとして米AMDがある。最終回は、このAMD製CPUについて解説する。
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低価格ノートやタブレットでは、「中身がAtom」のPentium/Celeronに注意
これまでのCPU選びであまり触れていなかった製品がある。「Atom」だ。Atomは、米インテルが2008年に投入した省電力プロセッサ。当初から低消費電力に最適化した設計であり、PC向けで主力のCoreプロセッサーとは内部構造が異なる。初期はPCだけだったが、その後、タブレットやスマートフォンでも利…
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デスクトップPCのCPUはどう選ぶか、ブランドと消費電力で組まれたラインアップ
デスクトップPC向けCPUは、ノートPC向けCPUよりもシリーズは少ない。仕様がある程度固定された大手PCメーカーの製品を選ぶだけなら、CPUの選択肢が少ないのであまり悩まずに済む。PCの形状からしてカスタマイズできるような自由度の高いPCは、どのCPUを選ぶべきか悩むかもしれない。
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前世代CPUも混在、ブランド、シリーズ、ナンバーで選ぶノートPC向けCPU
2017年春時点では、米インテル製CPUを搭載したPCがほとんどだ。インテルのCPUラインアップは多彩であり、ブランドや型番が様々で分かりにくい。今回は、インテルのPC向けCPUの主要なブランドや製品を整理して紹介する。その上で、ノートPC向けCPUについて解説する。
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2017年春のPCを選ぶために知っておきたいCPUの基礎知識
最近のPCは、見かけはともかく内部は10年前と比べると様変わりしている。心臓部であるCPUも、以前とはだいぶ機能や構造が異なっている。まずは、昨今のCPUとはいかなるものなのかを解説する。
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