どんな技術も、一朝一夕にできるものではありません。どんなに新鮮に見える技術でも、過去に積み重ねた技術を土台としています。こうした土台を理解しないと、新しい技術を理解するのは難しい場合も少なくありません。技術を眺め続けて30ウン年の記者が、その経験を生かして最新技術を明快に“一刀両断”します。
連載
最新技術 一刀両断
目次
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ポスト「ムーアの法則」時代における性能向上のカギ
ちょっとAIに関する話題が続いたので、今回は趣向を変えてハードに近い話から始めよう。数年前から、半導体技術の進化を支えてきた「ムーアの法則」が終わるのではないか、という議論が目に付くようになってきた。
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シンギュラリティへAIが抱える本質的な課題
筆者は記者生活を今は亡き「日経バイト」で始めたので、いろいろなものごとを理解するには実際に触ってみるのが一番手っ取り早いと思っている。耳で聞いただけでは、その実体がつかみきれないし、誰かの言い分が本当に正しいのかを検証できるメリットもある。
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「ディープラーニング」という言葉がどうにもふに落ちない
AI、特にディープラーニングが想像以上の進化を見せているのは、みなさんご存じの通りだ。しかしこの、「ディープラーニング」という言葉、筆者にはどうにもふに落ちない部分がある。
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人知を超えてこそ本物のAIだ
AIブーム花盛りである。「人間の仕事の半分以上はAIに置き換えられる」「AIの知性が人間を凌駕する『シンギュラリティ』が2045年にやってくる」などとかまびすしい。
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