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あの製品はなぜ安い?

無料で使える格安SIM「0 SIM」、提供する理由とその内幕

山崎 洋一=ITpro 2017/03/16 ITpro

 今回紹介する格安IT商品は、無料のモバイル通信サービス。その名も「0 SIM」だ。一定の通信量までなら、無料で使える。サービス提供元であるソニーネットワークコミュニケーションズによる、料金0円の実現に向けた工夫を紹介する。

 0 SIMは、インターネット接続サービスの「So-net」などを提供するソニーネットワークコミュニケーションズが2016年1月に始めたモバイルサービスだ。データ通信だけの「データ専用プラン」、データ通信とSMS(Short Message Service)が使える「データ+SMSプラン」、データ通信とSMS、音声通話を利用可能な「データ+音声プラン」の3種類のSIMカードを提供している。

 同社は「nuroモバイル」というブランド名でモバイルサービスを提供しており、0 SIMはその1品目だ。ほかに、データ通信容量2GB~10GBまで1GBきざみに料金を設定した「1GB刻みプラン」と、1日5時間まで高速通信ができる「5時間プラン」がある。

500MB以下は無料、ただし3カ月使わないと自動解約

 0 SIMの特徴は、データ通信において月間の通信量が500MBまでなら料金が発生しないこと。つまりデータ通信専用のSIMを契約して、月間の通信量を500MBまでに抑えれば、支払いは発生しない。ただし、データ専用プランとデータ+SMSプランは、開通手続き後3カ月連続してデータ通信が発生していないと自動解約になる。

 スマートフォンなどは、ユーザーが操作しなくてもバックグラウンドで通信が発生しているケースがある。こうしたバックグラウンド通信があることを見越して、ソニーネットワークコミュニケーションズは500MBという無料のデータ通信量を設定した。

 500MBを超えた場合は、2GBまでは100MBごとに100円、2GB以降5GBまでは1600円の従量制となる。5GBを超えると速度制限がかかる(有料で通信量を追加できる)。またSMSと通話は料金が発生する。なお0 SIMは1ユーザーにつき1枚のみ契約できる。

0 SIMの利用料金(主要部分のみ抜粋)
[画像のクリックで拡大表示]

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