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あの製品はなぜ安い?

“驚安の殿堂”に現れた1万9800円の2in1パソコン、その仕掛け人

山崎 洋一=ITpro 2017/03/14 ITpro

 今回紹介するのは、ドン・キホーテの2in1パソコン「ジブン専用 PC &タブレット」。1万9800円という最安値クラスの価格を実現した経緯に迫る。

 ドン・キホーテの「ジブン専用 PC &タブレット」は、2016年11月に税別1万9800円で発売された。“驚安の殿堂”をうたう同社らしい、最安値クラスの通常販売価格が付いた、2in1パソコンである。発表時、多くのメディアが価格をクローズアップする形で取り上げていたので、覚えている人もいるかもしれない。

ドン・キホーテの「ジブン専用 PC &タブレット」。左が切り離し時、右がノートPCとしての使用時
(出所:ドンキホーテホールディングス)
[画像のクリックで拡大表示]

「2万円を切るくらいのノート型パソコン」を模索

 ジブン専用 PC &タブレットは、格安Androidタブレットの「カンタンPad」を源流とする製品だ。カンタンPadのターゲットは、タブレットが欲しいけれど使い方が分からない、何に使えるのか分からない、といったユーザー。つまりライトユーザー層である。

 MD開発本部 トレンドセレクトカテゴリー マーチャンダイザー OA・パーツ担当 ゼネラルチーフの五十嵐 正和氏は、カンタンPadの企画に至った経緯をこう振り返る。「何に使えるか分からない製品に、5万円といった金額を支払うのは難しい。それならリーズナブルな価格で簡単に使えるタブレットを出せば、売れるのではないかと考えた」。

ドンキホーテホールディングス MD開発本部 トレンドセレクトカテゴリー マーチャンダイザー OA・パーツ担当 ゼネラルチーフの五十嵐 正和氏
[画像のクリックで拡大表示]

 カンタンPadは好評で、第2弾以降も発売。さらに2015年12月には、同じ考え方で作った、モニターにつなげば使える据え置き型の小型Windowsパソコン「ワリキリPC」(税別1万9800円)も出した。

 その頃既に五十嵐氏は、ノートに近い形状でWindowsが動作し、2万円を切るくらいのパソコンの製品化も模索していたという。五十嵐氏は、「かんたんPadの画面サイズを大きくして高い価格を設定するだけでは(インパクトが)ちょっと弱いと思った。それならタブレットよりも1ランク上の製品を作った方が需要があると考えた」と話す。2万円を切るくらいという目標価格は、市場調査などの結果、インパクトを出せると判断して設定した。

 ただ当時は、2in1パソコンを2万円で実現するのは難しかったという。実現に向けて動き出したのは2016年に入ってから。パートナー企業である端末メーカーのKEIAN(恵安)との間で話がまとまり、製品開発が決まった。

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