ソニーモバイルコミュニケーションズは2017年2月27日、スペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2017」において、Xperia Xシリーズのスマートフォン4機種などを発表した。

4K HDRディスプレイの「Xperia XZ Premium」

 4K HDRディスプレイを搭載した新モデルとして、「Xperia XZ Premium」を発表した(写真1、2)。約5.5インチのディスプレイは、世界で初めて4K HDRに対応。広いダイナミックレンジの輝度情報により、肉眼で見ているかのような奥行き感や立体感のある映像を表示する。

写真1●「Xperia XZ Premium」(ディープシーブラック色)
写真1●「Xperia XZ Premium」(ディープシーブラック色)
(出所:ソニーモバイルコミュニケーションズ、以下同じ)
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写真2●「Xperia XZ Premium」(ルミナスクロム色)
写真2●「Xperia XZ Premium」(ルミナスクロム色)
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 メインカメラは約1900万画素で、新たに「Motion Eye」カメラシステムを搭載。世界で初めて最大960fpsのスーパースローモーション機能に対応する。

 「Predictive Capture」(先読み撮影)機能では、最大4フレーム分の画像をバッファリングすることで、シャッターが押される直前の画像も記録できる。

 SoCには米Qualcomm製の最新プロセッサー「Snapdragon 835」を搭載。通信速度は下り最大1Gbpsに対応する。USBポートは「USB 3.1 Gen1」対応で、最大5Gbpsのデータ転送を可能とした。

 米Qnovoのバッテリー制御技術も引き続き搭載し、ユーザーの使用状況に合わせたスタミナモードの通知機能が加わった。

 本体には丸みを帯びたフレームと、一体感のあるディスプレイデザインを採用。本体カラーは深海の青を表現したディープシーブラックと、鏡面仕上げのルミナスクロムの2色を展開する。