2017年になって、12型や13型なのに軽量、高性能なのに軽量というモバイル用ノートが続々と登場している。仕事でも十分活用できる、「U-1kg」パソコンの最新機種を見ていこう。今回は、ASUS JAPAN「ZenBook」シリーズの一台だ。
ASUS JAPANの「ZenBook 3 UX390UA」（以下、ZenBook 3）は、画面サイズが12.5型のノートパソコン。重量は910g、厚さは11.9mmで、軽くて薄いのが魅力だ。素材に航空機などで使われるアルミニウム合金を使うことで、強度を保持したまま薄型を実現しているという。さらに上位モデルはPCI Express接続のSSDを搭載しており、データの読み書きがかなり速い。
ASUS JAPANの「ZenBook 3 UX390UA」は、12.5型のノートPC。カラーバリエーションは写真の「ロイヤルブルー」1色のみ
（撮影：スタジオキャスパー、以下同じ）
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高級感漂うアルミニウムボディ
手に持つと11.9mmという薄さに驚く。最も薄い手前部分は、4mm程度の厚さしかない。スマートフォンのような薄さだ。本体を薄くするために、0.1mm厚のフィンを持つヒートシンクや、厚さ3mmしかない冷却ファンを搭載するなど、PC内部にも工夫があるという。
本体の素材には、アルミニウム合金を利用する。天板は上品にヘアライン加工がされており、質感はかなり良い。金属特有のひんやりとした手触りもかなりいい。天板の縁は、おちついた金色にアルマイト処理で装飾されており、高級感が漂う。専用の収納ケースが付属するのもいい。こちらも質感がかなり良く、いかにも付属品といった安物ではない。
重量は910gで、片手で楽々と持ち上げられる。大きさは幅296×奥行き191.2×厚さ11.9mmで、紙のA4サイズ（幅210×奥行き297mm）より少し小さい。A4用紙が収納できる小さめのカバンでも、余裕で持ち運べる大きさだ。
天板はアルミニウム合金製で上品なデザイン。縁は金色で装飾される
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厚手の布を利用した本格的な収納ケースが付属する。専用品なので大きさはぴったり合う
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重量は910g。ほかの軽量ノートより重いものの、片手で軽々と持ち上げられる軽さ
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