2017年春モデルの高性能モバイルノートの製品を見ていく。まずはコンバーチブル型の製品からだ。コンバーチブル型の製品は、回転機構により液晶が360度回転し、タブレット形状になる。当然、全製品がタッチ操作に対応したタッチパネル液晶を採用している。

LAVIE Hybrid ZERO HZ750/GA(NEC)

 コンバーチブル型の場合、回転機構を備えるために、余分に重くなったり厚みが増したりすることが、これまでは多かった。しかし、このところ、薄型・軽量のコンバーチブル型モデルが目立つようになってきた。その代表がNECの「LAVIE Hybrid ZERO HZ750/GA」だ。

 液晶は13.3型で高画質なIPSを採用。解像度は1920×1080ドットのフルHDだ。厚さは16.9mmで、重さは実に831gしかない。CPUは最新の第7世代Core i7-7500U(2.7GHz)を採用、8GBのメモリー、256GBのSSDを装備。バッテリー駆動時間は10時間と、申し分のない性能を持つ。実勢価格は約20万5000円だ。

NEC「LAVIE Hybrid ZERO HZ750/GA」
NEC「LAVIE Hybrid ZERO HZ750/GA」
(出所:NEC)
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dynabook V82(東芝)

 東芝の「dynabook V82」もコンバーチブル型の注目機。2016年12月に登場した冬モデルだ。液晶ディスプレイは12.5型とやや小さく、解像度は1920×1200ドット。CPUとメモリーはNECのLAVIEと同じで、Core i7-7500U(2.7GHz)に、容量8GBの組み合わせだ。

 SSDは512GBと大容量。バッテリー駆動時間も17時間と長い。重さは1.099kgで厚さは15.4mmとなる。実勢価格は約20万9000円だ。

東芝「dynabook V82」
東芝「dynabook V82」
(出所:東芝)
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