周囲をすべて撮影できる全天球カメラが、ブームの兆しを見せている。2013年にリコーイメージングが発売した「THETA」を皮切りに、各社から多くの全天球カメラが発売された。近年のバーチャルリアリティ(VR)ブームも一役買っている。

 全天球カメラは周囲360度の写真や映像を手軽に撮影できる。従来のカメラや人間の目よりも多くの情報を、1つの写真や映像として捉えることが可能だ。そこに映るものは、まさに「新世界」といえる。

 個人利用はもちろん、ビジネスの現場でも活躍の場がありそうだ。そんな360度カメラの実力を確かめてみよう。