AI(人工知能)、IoT(インターネット・オブ・シングズ)、クラウド、FinTech――。IT(情報技術)やデジタル化に関する有識者・読者の示唆に富む私見や、テクノロジーや業界の動向を俯瞰した建設的な意見を紹介します。
主観俯瞰
目次
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ソーシャルレンディングの真価に疑義を抱かれないために 藤田雄一郎氏
クラウドポート代表取締役
ソーシャルレンディングへの投資額は2017年、初めて1000億円に迫る見込みだ。ソーシャルレンディングとは数万円程度の少額から安定した資産運用をしたいと考える個人と、資金を借り入れて事業を拡大させたい企業とをインターネット上でマッチングするサービスを指す。
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民泊新法が描く未来を政省令や条例が阻害しないことを望む 寺本振透氏
九州大学法学研究院教授
住宅宿泊事業法案、いわゆる民泊新法に関する議論が白熱している。自宅の空き部屋を旅行者に、彼らの自宅であるかのように滞在してもらうことがホームシェアの本質になる。「パリでは、異邦人もくつろいで暮らすことができる。なぜなら、その街で自身の家にいるかのように暮らせるからだ」。ドイツ出身の哲学者であるハン…
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仮想通貨は止める理由がある フィリップ・コトラー氏
米ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院SCジョンソン特別教授
サウジアラビアで、ある裕福な家庭と話していた時にこう聞かれた。「コトラー先生、あなたは様々な活動をしているが、平和をマーケティングできないのか?」と。これがきっかけで私は平和についてのマーケティングを考えるようになった。
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「コンバージョン率=1%」が常識でよいのか 石川敬三氏
UNCOVER TRUTH代表取締役
インターネットは今や生活のインフラとなっている。直接的であれ間接的であれ、日本に暮らしていてインターネットに全く無縁の人はあまりいないだろう。黎明期から数えると20年近く経つインターネットだが、いまだに奇異な事実が存在し続けている。
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「居場所」としての金融包摂を考える 家入一真氏
CAMPFIRE代表取締役
「社会包摂(ソーシャル・インクルージョン)」という言葉から派生した「金融包摂(フィナンシャル・インクルージョン)」というキーワードがある。テクノロジーで金融領域をアップデートする、すなわち「FinTech」と呼ばれるジャンルもこの中に含まれるだろう。
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訪日外国人増加で需要高まる医療通訳者をAIで支援したい 澤田真弓氏
一般社団法人ジェイ・アイ・ジー・エイチ理事
東京五輪を目前に、国内で増加する訪日外国人、そして在住外国人の多言語医療ニーズに対応するため、私たちは電話を通じて医療通訳を提供するという活動を、ここ2年ほど続けている。
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