現場のITエンジニアが工夫し、新しい設計書を作り上げる動きが出てきた。それらの中から「すごい設計書」と呼べる事例を実際のサンプルとともに紹介する。
連載
すごい設計書
目次
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13カ国の人材に意図が伝わる 生産性20倍のビジュアル設計書
楽天カード
「チームメンバーの足並みをそろえるには、日本語の文章を徹底的に排除する必要があった」―。
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プロジェクトを迷わせない地図 成果物と担当者がひと目で分かる
豆蔵
システム開発は旅―。複数の企業や部署が関わり、それぞれ異なる役割を果たしながら要件定義や設計、実装・テストといった工程が進んでいく様子を表した例えである。上流工程と下流工程、発注側と受注側が互いにプロジェクトの全体像を把握して共通認識を持つ。そんな開発は理想である。
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顧客からのダメ出し防ぐ もめないための設計書
富士通
合意した仕様通りにシステムを構築したにもかかわらず、利用部門に「思っていたのと違う」と突き返される。そんな失敗プロジェクトは少なくない。富士通のサービステクノロジー本部先端技術統括部に所属する岡田一志氏はその原因を「利用部門の価値基準が抜け落ちてしまうからだ」と指摘する。
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NoSQLの導入を容易に Excel活用する5種類の設計書
NTTデータ
RDBとは設計思想が異なるNoSQL DBの登場は、データベース設計書にも異なる役割を求めつつある。
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セキュリティ対策の漏れ 確実に食い止める3点セット
ラック
「セキュリティ対策を設計書でうまく表現できている開発現場はまだ少ない」―。
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従来型の設計書に露呈している3つの限界
情報システムの構築で作成する「設計書」が様変わりしている。従来型の設計書に3つの限界が露呈しているためだ。(1)広範な読み手に弱い、(2)変更に弱い、(3)新技術に弱いである。
日経クロステック Special
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