「四角」と「線」を使った思考法、すなわち「モデルベース思考」は、物事を深く理解できるようになる、良い文章を書けるようになる、大勢の前でのプレゼンを成功させる、新たな発想が生まれる、といった効果をもたらします。
なぜ、これらの効果を上げることができるのでしょうか。連載では具体的な例を挙げつつ、この思考法について解説します。SEやITマネジャーとしての活動をレベルアップするために役立てていただければ幸いです。
「四角」と「線」を使った思考法、すなわち「モデルベース思考」は、物事を深く理解できるようになる、良い文章を書けるようになる、大勢の前でのプレゼンを成功させる、新たな発想が生まれる、といった効果をもたらします。
なぜ、これらの効果を上げることができるのでしょうか。連載では具体的な例を挙げつつ、この思考法について解説します。SEやITマネジャーとしての活動をレベルアップするために役立てていただければ幸いです。
新たな発想をひらめくのは容易ではありません。多くの方は、「アイデアが浮かぶまで悶々とし続ける」イメージを思い浮かべるのではないでしょうか。モデルベース思考を使えば、このような苦労をしなくても済む可能性大です。モデルを活用すると、発想をひらめくというより、「考えつく」ことができるようになるからです。
ITの仕事でも、メールや報告書、企画書、マニュアルの作成など、文章を書く機会は多くあります。特に相手が顧客や上司だったりすると、いかに分かりやすく、内容がきちんと伝わる文章を書けるかどうかが非常に大切になります。今回は、モデルを使って文章を改善する方法を紹介します。
この連載では、「四角」と「線」で記述したモデルを使って物事をシンプルに表現し、それを基に思考するモデルベース思考について解説しています。今回からモデルベース思考を実際にどう応用すればいいのかを見ていきます。今回は筆者の体験を基に、大勢の前でのプレゼンテーションに成功する秘訣を探ることにします。
「四角」と「線」を使って物事をシンプルに表現し、それを基に思考する。それだけで、あなたのSE人生を変えるインパクトをもたらす──。「それって本当?」という声が聞こえてきそうです。しかし、筆者はこの考え方を多くの人に教えたり、自ら実践したりしてきた結果、「新たな発想が生まれる」といった効果が得られま…