基幹系システムが、ついにパブリッククラウドに乗り始めた。高い可用性やセキュリティレベルを重視する“重いシステム”を、クラウド上でどう動かしていくのか。そのポイントを探る。
基幹系もクラウドへ
目次
-
大手IT3社が注力、新型プライベートクラウドの中身
「パブリッククラウドはどうしても使いたくない」。こう考える企業向けに今、パブリッククラウドと同様の環境をプライベートクラウドで再現する専用機が続々と登場している。
-
基幹系を動かせるよう機能強化、巨大クラウド事業者の取り組み
基幹系システムをクラウドに移行する際に、「乗せる際のクラウドのスペックが十分ではない」という課題があった。こうした課題を解消するため、パブリッククラウドベンダーは高性能のインスタンスの提供を始めた。
-
AWSのセキュリティや注意点、「責任共有モデル」を知り使いこなす
Amazon Web Services(AWS)は「責任共有モデル」という考え方にのっとって運用されている。AWSを利用し、システムを運用するうえで最も重要な考え方となる責任共有モデルを専門家が解説する。
-
AWSを基幹系で利用、知っておきたい流儀
Amazon Web Services(AWS)に基幹システムを移行したいが、パブリッククラウドを本格的に利用したことはないので不安だ――。こんな不安を払しょくするために知っておきたいAWSの考え方を、AWSの専門家が解説する。
-
急激に進むSAP ERPのクラウド移行、2025年のサポート期限が迫る選択
基幹系システムをクラウドに移行しよう。こう考えた際に、最も移行しやすいのが欧州SAPのERP(統合基幹業務システム)パッケージだ。実績も増えてきて、ITベンダーにノウハウも貯まりつつある。
-
先進企業は「森を見る」、基幹系クラウドの運用監視
基幹系をクラウドに乗せた後に欠かせないのが運用監視だ。複数のサービスを組み合わせて利用するクラウドで、何を監視すれば効率的なのか。クラウド活用企業に聞く
-
基幹系のクラウド活用、コストを抑える方法
「クラウドに乗せてもインフラ費用は安くならなかった」。こうした課題を回避するために重要なのは移行時のサイジングだ。
-
障害が発生する前提で備える、クラウドのトラブル対処の考え方
基幹系をクラウドに乗せる際に最も重要なのは障害対応だ。クラウドは必ず障害が発生するという前提で、障害からの復旧に注力しよう。
-
クラウドに乗せないほうがいいシステム、その見極め方
基幹系をクラウドに乗せようとする際に、まず考えるべきは既存の基幹系システムがクラウドに「乗る」か「乗らない」かだ。技術的は乗せられても、「乗せないほうがいい」システムもある。
-
「MUFGショック」、基幹系をクラウドで動かすが常識に
基幹系も含めて「全てのシステムをクラウドへ」と考える企業が相次ぎ登場している。こうした動きを受け、クラウドベンダーも基幹系を乗せるためのサービスを拡充中だ。
日経クロステック Special
What's New
経営
- ERPプロジェクト≫IT人財の必須条件は
- 先進都市対談>生成AIは行政DXの切札?
- 多様化する地域の課題解決に向けて議論
- 地域×テクノロジーでミライを共創する
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- 役所文化の変革!奈良市のデジタル市役所
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- イノベーションの起爆剤
- 石戸氏に聞く。生成AIを教育で使うには
- 東芝が描くDXの道筋とその先の未来とは
- 次世代技術をもっとリアルに体感したいなら
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- ファンケルの躍進を支えたMAの徹底活用術
- 有識者に聞く>AIでの日本の勝ち筋とは
- 経営戦略と連動したシステムのあるべき姿
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化
- ServiceNowでDXを加速≫方法は
- SAPプロジェクトの全体像をいかに描くか
- 経営戦略のためのDXとモダナイゼーション