トラブル発生時にやり取りされたパケットを目視できれば、その原因がわかりやすくなる。パケットキャプチャーソフト「Wireshark」を使えば、ネットワークを流れるパケットの情報を取り込んで、パケットの流れを確認したり、パケットの中身を見たりできる。Wiresharkを使いこなすテクニックを見ていこう。
連載
Wiresharkでトラブル解決
目次
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動的割り当てなのに同じアドレスを使い続けるDHCPの仕組み
今回取り上げるDHCPは、クライアントにIPアドレスを動的に割り当てるプロトコルだ。このため、IPアドレスが突然変わったり、再起動したら別のIPアドレスが割り当てられたりすると思われがちだが、実際は同じIPアドレスを使い続けることが多い。Wiresharkを使って確認しよう。
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名前解決にかかる時間を調べよ
従業員から「Webアクセスが遅い」と言われた担当者。Wiresharkを使って名前解決にかかる時間を調べた。
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Webアクセスが遅くなる時間帯を調査せよ
システムの利用者から「Webアクセスが遅い」と言われたことがないだろうか。遅延は、物理層からアプリケーション層まで、様々なレイヤーで発生し得るため、単に遅いという証言だけでは原因を特定しにくい。そこでWiresharkを使って応答時間を調べ、遅くなっている状況を確認しよう。
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カスタマイズしたWiresharkを持ち歩いて外出先で使う方法
Wiresharkは、画面のデザインを変更したり、スクリプトを使って処理を自動化したり、様々なカスタマイズが可能。プログラム本体とカスタマイズ内容をUSBメモリーに入れてもち歩ける。
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ネットワークのキャプチャー結果から目的のパケットを簡単に探し出す方法
Wiresharkでパケットを取り込んでも、目的のパケットを探せなければ解析できない。フィルタリングテクニックを見ていく。
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パケットキャプチャーソフトで見える「パケットの中身」って何?
Wiresharkを使えば、ネットワークを流れるパケットを取り込んで、パケットの中身を見たり、パケットの流れを確認したりできる。この「パケットの中身」ってなんだろう?
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