Windowsに標準で用意されたスクリプト実行環境「Windows PowerShell」。オープンソース化され、LinuxやmacOSでも動くアルファ版が公開されるなど、その利用環境は広がっている。PowerShellの基本的な使い方や便利テクニックを、最新情報を織り交ぜつつ説明しよう。

安納順一のPowerShell Tips
目次
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よく使うコマンドを一挙紹介、便利な使い方を覚えよう
PowerShellには数多くのコマンドレット(コマンド)がある。その中で頻繁にお世話になる便利なコマンドをまとめて紹介しよう。
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仮想ドライブを使ってレジストリを操作する
Windows PowerShellには“PSドライブ”という特殊な仮想ドライブ機能がある。PSドライブを使うと、ファイルシステムと同等の手法でWindowsパソコンのあらゆる情報にアクセスできる。
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同じ処理を繰り返してデータを集計処理する
マウスやタッチの操作に比べて、PowerShellのコマンドレット(コマンド)を使う最大のメリットは、同じ処理を効率的に繰り返せる点だ。代表的な三つの方法を紹介しよう。
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大量の結果から必要な情報だけを絞り込む
PowerShellでは、コマンドレット(コマンド)の結果の中から必要な情報を抽出できる。大量の処理結果から必要なものを素早く見つけ出したい場合に便利だ。
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簡易データベースにもなる連想配列を使いこなす
連想配列について解説しよう。キーとそれに対応する値を一組の「ペア」として管理する配列だ。例えば郵便番号と市町村名、製品型番と製品名といった値同士の組み合わせを表現するのに適している。
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複数のデータを一つの変数にして、格納する配列を使いこなす
PowerShellのより高度な変数の使い方を覚えよう。
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変数の型は入力値で決まる、環境変数も簡単に操作
変数と環境変数の使い方を覚えよう。PowerShellでは変数の型は入力した値で決まるので、宣言する必要がない。WindowsなどのOSの環境変数を、通常の変数と同じように操作できるのも特徴だ。
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「Format-」コマンドで実行結果の出力を整形する
コマンドの出力は、そのままだと見にくかったり、必要な情報が含まれていなかったりする。そうした場合に必要な、出力を整形するテクニックを紹介しよう。
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パイプを活用して複雑な処理を1行で記述
PowerShellでコマンドを実行した結果は「オブジェクト」になる。このため、コマンドの実行結果を利用しやすい。オブジェクトの利用で活躍するのがパイプラインである。
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実行結果は文字列ではなく、参照や操作が可能
今回はPowerShellコマンドの実行結果として得られる値(戻り値)について解説したい。一般的なスクリプト言語だと、戻り値は文字列になる。得られた結果を加工する場合は文字を解析して必要なデータを取り出す。これに対しPowerShellの戻り値は「オブジェクト」なので、様々な操作ができる。
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コマンド名は「動詞」-「名詞」、Get-Commandで探そう
PowerShellには約3000ものコマンドが用意されている。これらを一つひとつ覚えるのは無理だ。ましてやパラメーターまで暗記するのはほぼ不可能だ。そこで、目的の機能を果たすコマンドを効率良く探すテクニックを紹介しよう。
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コンソールより便利なISEを起動しやすく設定する
Windows 10でPowerShellを使う環境は(1)PowerShellコンソール、(2)PowerShell ISE(以下ISE)、(3)Visual Studio Code、の三つがある。このなかで、最もお薦めしたいツールが(2)のISEだ。
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