ラズパイ上で動くScratchアプリとTwitterを連携し、子育ての様子を外で働くパパにお知らせします。Twitterを見て育児日記に記録するのはパパのお仕事。一緒に子育てできるようにと作りました。

 ハードウエアの構成は、ラズパイ本体のほか、公式の7インチディスプレイ、Wi-Fiアダプターなどです(図1)。ソフトウエアはScratchとRuby、Twitterのサービスも利用しています。24時間待機状態で、育児イベントが起こったときにすぐに入力できるように、タッチパネルディスプレイですぐに起動し、操作できるようになっています。

図1●公式タッチディスプレイにラズパイを搭載
図1●公式タッチディスプレイにラズパイを搭載
[画像のクリックで拡大表示]

 タッチすると、パパが現れて「どうした?」と聞きます(写真は数パターン用意しました)。「起きた」「ミルク」「うんち」などのイベントボタンを操作するだけで状況を伝えられます(図2)。パパは子供の記録用Twitterアカウントにその内容を書き込み、子育て記録の完成です。

図2●操作画面はアイコンのタッチ操作で済む
図2●操作画面はアイコンのタッチ操作で済む
[画像のクリックで拡大表示]