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新ITキーワード2017

「次世代ハイブリッドクラウド」、オンプレとの一元管理が劇的に変わる

井原 敏宏=日経クラウドファースト 2017/01/05 日経クラウドファースト

 物理サーバーやプライベートクラウドで構築したオンプレミス(自社所有)環境と、パブリッククラウドとを組み合わせたシステムリソース形態である「ハイブリッドクラウド」の次世代版のこと。2017年に新サービスが登場し、オンプレミス環境とパブリッククラウドとの連携や管理がより円滑になる。

 米アマゾン ウェブ サービスと米ヴイエムウェアは2017年の中頃に、ヴイエムウェアの仮想化製品「vSphere」を「Amazon Web Services(AWS)」で利用可能にするクラウドサービス「VMware Cloud on AWS」の提供を開始する。ユーザー企業がvSphereを使って構築したプライベートクラウドと同一の環境が、パブリッククラウドのAWS上で利用可能になる。

VMware Cloud on AWSのデモ画面
(出所:米アマゾン ウェブ サービスによる記者会見のストリーミング映像)
[画像のクリックで拡大表示]

 オンプレミス環境でヴイエムウェアの仮想化製品を利用しているユーザー企業は多い。アマゾン ウェブ サービス ジャパンで技術本部エンタープライズソリューション部の部長を務める瀧澤与一氏は、「オンプレミス環境の資産を生かしつつ、これまで使っていたヴイエムウェアの運用管理ツールで、プライベートクラウドとVMware Cloud on AWSの両方を管理できる」と話す。

パブリッククラウドをオンプレに持ち込む「Azure Stack」

 米マイクロソフトも2017年中に、ハイブリッドクラウド運用プラットフォームの「Microsoft Azure Stack」を提供予定だ。同社のクラウド&エンタープライズマーケティング部門で、Azure Stackを含めたパートナーエコシステムの統括などを担当しているダブ・シフ氏は、「Azureのサービスや機能、開発環境をオンプレミス環境でも利用可能にするもの」と説明する。

Azureのサービスや機能、開発環境をオンプレミス環境で実現するAzure Stack
(出所:米マイクロソフト)
[画像のクリックで拡大表示]

 日本マイクロソフト パートナーセールス統括本部 インテリジェントクラウドテクノロジー本部 テクノロジーソリューションプロフェッショナルの高添修氏は、Azure Stackを使うことで「オンプレミス環境やパブリッククラウドなどの場所を選ばずアプリケーションを展開できる。ユーザー同士が同じアーキテクチャーを利用するため、競合他社のベストプラクティス(成功事例や手法)を取り入れやすくなる」と語る。

 VMware Cloud on AWSがオンプレミス環境の資産をパブリッククラウドに移行しやすくするサービスだとすれば、Azure Stackはパブリッククラウドの機能をオンプレミス環境に持ち込むものといえる。IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)型クラウドサービスの二強であるアマゾン ウェブ サービスとマイクロソフトが新サービスを投入することで、2017年はクラウドをより活用しやすくなる環境が整う。

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