現場で講じたビジネスの戦術は果たして有効だったのか──。現場担当者の直感的な判断だけに頼っていてはおぼつかない。統計学を使い、現場のデータを活用すれば、戦術の有効性を事前に見極められる。月刊誌「日経情報ストラテジー」の連載記事との連動企画で、実際に分析作業を体験しながら手法を学ぶ。
連載
「次の一手」の効果を評価するビジネス分析術(実践編)
目次
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ノートPCの画面、2インチ増はいくらの値引きに相当?
ノートPCの画面が2インチ増えると、値引きに換算してどれだけの価値を得たと顧客は感じられるか──。そんな見通しが立つ分析手法をご紹介します。
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スマホ選び、「大画面」が好きな顧客の特徴は?
画面サイズやハイレゾ対応──。スマートフォンの様々な機能がどれだけ顧客に刺さるかをアンケート。結果を分析し、“刺さり度合い”を数値化します。
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メールDMの「ゴミ箱直行」を防ぐ!クリック誘うポイントは?
ダイレクト電子メールのタイトルや差出人名などの案をそれぞれ複数用意。どんな組み合わせならクリック率を高められるかを明らかにします。
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A案とB案、評判が悪い方を採用する理由
ある商品のパッケージで、増量表現の仕方を2種類、デザインを2種類用意。その組み合わせのどれが顧客に響くかを分析で探ります。
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新商品と現行商品の評価テスト、平均値だけ比べてもダメ
今回のテーマは「商品評価テストの比較」。新商品の評価が現行商品のものを上回った調査結果が出たとき、「差がある」と言えるかどうかは、統計の検定という手法で見極めることができます。エクセルシートを使って実際にトライしてみましょう。
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A/Bテストの結果、「たまたま」でないか確かめるには
この記事は月刊誌『日経情報ストラテジー』で連載中の「『次の一手』の効果を評価するビジネス分析術」と連動しています。ビジネスの現場で講じているビジネスの戦術が果たして有効なのかどうかを、データ分析で見極める手法を紹介していきます。
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