長さ13.7メートルの巨大コンテナ「AWS Snowmobile」が横たわり、米国進出を開始したソラコムがブースを出展するなど、米アマゾン ウェブ サービス(AWS)が開催中の「AWS re:Invent 2016」では、来場者の目を引く展示が多数見られた。

 最も注目を浴びていたのは、2016年11月30日(米国時間)に米AWSのアンディ・ジャシーCEOが発表した、大量データをAWSのクラウドに転送するためのコンテナであるAWS Snowmobileの展示だ(関連記事:MSやIBM追撃の会話アプリ向け「Amazon Lex」など、AWSが15サービス投入)。長さ13.7メートルの巨体は、広い展示エリアの中でも別格の存在感があった。

圧倒的な存在感を放つ「AWS Snowmobile」
圧倒的な存在感を放つ「AWS Snowmobile」
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内部の様子を一部公開。消火器も配備している
内部の様子を一部公開。消火器も配備している
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同じく新発表のデータ輸送用ハードディスク装置「AWS Snowball Edge」も展示。水を掛けても問題無い耐久性をアピール
同じく新発表のデータ輸送用ハードディスク装置「AWS Snowball Edge」も展示。水を掛けても問題無い耐久性をアピール
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ソラコム玉川憲社長の実弟も参加

 IoT(インターネット・オブ・シングズ)機器向けの格安通信サービス「SORACOM Air」を提供する、ソラコムの展示ブースもあった。同社はイベント開催中に、SORACOM Airを含む全サービスを米国でも提供開始した。玉川憲社長は「もちろん発表時期はre:Inventに合わせた」と明かす。

右からソラコムの玉川憲社長、米国拠点でオペレーションを統括する玉川社長の実弟、同じく米国拠点でマーケティングを統括するジェイク・マーティン氏、ソラコムでマーケティングを担当する熊崎奈緒氏
右からソラコムの玉川憲社長、米国拠点でオペレーションを統括する玉川社長の実弟、同じく米国拠点でマーケティングを統括するジェイク・マーティン氏、ソラコムでマーケティングを担当する熊崎奈緒氏
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