Office 365は、ビデオ会議ソフトやチャットツール、社内SNSなど、社員が共同で作業をしたり、コミュニケーションを取ったりするための各種サービスが用意されている。今回は、共同作業に関する機能にどのようなものがあるのか、見ていこう。

「Skype for Business」で、どんなことができますか?

 インターネット上でのオンライン会議やメッセージのやり取り、音声通話、ビデオ通話ができる。

画面1●Skype for Businessを使って、ビデオ会議ができる
画面1●Skype for Businessを使って、ビデオ会議ができる
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 事前にOutlookでオンライン会議のスケジュールを組み、参加予定者へ参加依頼のメールを送れる。また、その場で会議を開くことも可能だ。会議への参加者は、スマホのSkype for Businessアプリからもオンライン会議に加われる。

画面2●OutlookからSkype for Businessを利用したオンライン会議を計画したり、その場でメンバーに参加を呼びかけて会議を開いたりできる
画面2●OutlookからSkype for Businessを利用したオンライン会議を計画したり、その場でメンバーに参加を呼びかけて会議を開いたりできる
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 会議中に、メモアプリの「OneNote」を使って共同メモを作成したりOffice文書の共有、デスクトップの共有などができる。

 Office 365の「Enterprise E1」「Enterprise E3」「Enterprise E5」では、最大1万人にライブ配信が可能な「Skype会議ブロードキャスト」が利用可能。事前にリストされている出席者のみ参加可能にしたり、会議のビデオを録画し、会議後にオンデマンドでビデオを配信したりもできる。