2020年度後半以降、重要な通信サービスの一つである「ISDN」が終了する。過去のサービスと思われがちだが、今でも300万回線以上使われており、終了の影響は大きい。ISDN利用の現状や歴史、終幕に向けた対策を見ていこう。
連載
ISDN終了カウントダウン
目次
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加入者線をデジタル化、今だから語れるISDN誕生秘話
ISDNは、NTT(当時は日本電信電話公社)が1970年代に示した「電話やデータ、画像などすべての情報通信サービスをデジタル網で一元的に提供する」という構想を実現するために作られた。当時の通信事情や開発の意義、ブレークスルーとなった技術について説明する。
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モバイルや変換アダプターが候補、ISDNサービス終了後の選択肢
ISDNからの移行先には様々な選択肢がある。移行の際の注意点とともに解説する。
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オールIPへ変化、公衆交換電話網のバックボーン
現在もニーズがあるISDNが終了するのは、PSTN(公衆交換電話網)がIP網へ全面的に移行するためだ。移行はどのように進むのだろうか。
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ISDN移行のハードルは業界によって様々、EDIなどは早期対応が必要
ISDNからの移行に必要な期間や代替手段は、業界によって大きく異なる。企業間の電子的な伝票取引であるEDIや、医薬業界、小売業界はどうだろうか。
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いまだ現役、ISDN終了のインパクト
ISDNの終了でユーザーにはどのような影響があるのか。ISDNサービスの利用状況と、影響を受ける業界について見ていこう。
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