2020年商用化を目指して標準化や研究開発が活発化する第5世代移動通信システム(5G)。IoT(Internet of Things)を含む、あらゆる産業の基盤として、従来の無線技術の進化を超えた可能性を持つ。その知られざる5Gのインパクトについて、最新の動向を踏まえて解説する。
連載
知られざる5G
目次
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犯罪の未然抑止や無人運転にも、産業界から5Gへの期待
5Gは単なる無線技術の進化にとどまらない可能性を持つ。超高速に加えて、多数同時接続、超低遅延という新たな機能を実現する5Gの可能性について、徐々に産業界からの期待が集まりつつある。
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「無線技術はほぼ検証完了」、ドコモが見せた5Gの最新開発状況
「5Gの無線技術のコアとなる部分はほぼ検証できた」ーー。NTTドコモの中村武宏5G推進室長はこのように語る。中村室長の言葉通り、2016年11月16日から17日にかけてNTTドコモR&Dセンタで開催された「DOCOMO R&D Open House 2016」では、10Gビット/秒を超えるような5…
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超高速を優先して仕様化、見えてきた5Gのロードマップ
5Gのビジョンや要求条件が明確化してきたことから、5Gの標準化活動も加速している。標準化のロードマップから見える、2020年から202X年にかけた5Gの商用導入シナリオを紹介しよう。
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DeNAにALSOK、東武鉄道も参画、無線技術の変革を超えた5G
ディー・エヌ・エー(DeNA)や綜合警備保障(ALSOK)、東武鉄道、ジャパンディスプレイ(JDI)、凸版印刷ーー。幅広い企業が第5世代移動通信システム(5G)の活用に向けて動き出している。5Gはこれまでの携帯電話やスマートフォンの延長上の進化だけではなく、IoT(Internet of Thin…
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