製造や物流の現場で導入が進むロボット。その波がホワイトカラーのオフィスワークにも及んでいる。入力や転記といったパソコン作業を、ソフトウエアロボットに肩代わりさせて自動化する「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」を導入する企業が続々と増えている。単純作業を低コストで自動化し、ヒトを考える仕事に集中させる。人手不足の救世主となるのか。大手金融機関3社の活用法を見てみよう。
連載
ホワイトカラーもロボットだ!
目次
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8000時間の事務処理を削減した三菱東京UFJ銀行
人がやるパソコン操作を「覚えて」、定型業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)。日本生命、オリックスグループに続き、三菱東京UFJ銀行も活用。大きな成果を得ている。
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プログラミング不要、人の「手順」をそのまま覚え込む
パソコンを使ったオフィスワークの定型業務を、コンピュータソフトのロボットに肩代わりさせて自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)。人材確保が難しくなるなか、オフィス人材の有効活用を促す策として注目を集めている。今回はその仕組みを解説しよう。
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新入社員「ロボ美ちゃん」、仕事は迅速、集中力も持続
2016年4月、東京・文京にある日本生命保険の銀行窓販事業部門のとある部署で、10人ほどの職員が集まり、一風変わった「入社式」が開かれた。
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