インダストリー4.0への関心の高まりもあり、2015年に大きくブレークした「IoT(Internet of Things)」。企業の中にIoT専門部署が発足するケースが相次いでいる。このような動きを受けて通信事業者もIoTビジネスに本腰を入れ、手軽にIoTを試せる環境が訪れてきた。6社の先行事例を分析しながら、IoTビジネスの成功への道を探る。
連載
IoTでもうける6事例
目次
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フリップ板はもういらない!スマホなら10万円でコインパーキング新設
パルコはベンチャー企業のソラコムが提供するSIMを用いて店舗のIoT化を進めている。NTTドコモが実証実験を進めている駐車場のスマート化は投資コストを1/3に抑えられるめどが立ったという。
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自動車搭載のセンサーに通信は必要?ソニー損保の決断
大阪ガスの「エネファーム」は通信コストゼロでメンテナンス効率化を実現したIoTビジネスである。ソニー損害保険は、IoT化でセンサー情報を収集し、それを基に分析したドライバーの運転特性に応じて、保険料の一部をキャッシュバックする新型の自動車保険を実現した。
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牛の分娩を見える化?生まれそうならメールでお知らせ
大分県のベンチャー企業であるリモートが開発し、NTTドコモとJA全農が全国展開する「モバイル牛温恵」はアナログデータの見える化によってIoTビジネスを生んだ実例である。ダイキン東京の「あんしんスカイエア」は業務用エアコンのIoT化により、モノ売りからサービス売りへとビジネスを転換する画期的な商品だ…
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最大の障壁「通信コスト」、乗り越えれば成功への道が見えてくる
回線ありきのビジネスから脱却 通信事業者はIoTに本腰
通信事業者各社は、企業ユーザーのIoTへの関心の高まりを受け、回線獲得を主体としたビジネスから脱却しつつある。クラウドや分析基盤などを含めたサービス分野に商機を見出す方向へとかじを切り始めた。
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