持ち運び可能なノートPCは、さまざまな場所で使用できる。便利である反面、ほかの人に画面を盗み見られたり、使われてしまったり、持ち去られたりする状態になることも珍しくない(写真1)。どこでも使えるということは、セキュリティリスクでもあるのだ。例えば、離席時に作業中の画面を盗み見られることは、情報漏洩の原因となり得る。

写真1●特に1kg前後と軽量で小型のモバイルノートPCは、盗難の被害に遭いやすい
写真1●特に1kg前後と軽量で小型のモバイルノートPCは、盗難の被害に遭いやすい
(撮影:竹内 亮介、以下同じ)
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 そのため、ノートPCを使う際には、「鍵」を使って持ち去りや画面の盗み見などをブロックする手段を用意しておくことも重要だ。

 そこで今回は、ノートPCなど持ち出しやすい機器で利用できる物理的なロック機器と、PCの「鍵」として使えるUSBメモリーを紹介しよう。