LINEモバイルが「カウントフリー」という名称で、特定のアプリケーションのパケット通信を非課金とするゼロレーティングを開始した。「脱・格安」を目指すMVNO(仮想移動体通信事業者)にとってゼロレーティングは福音となる一方、様々な課題や懸念もはらむ。ゼロレーティングがもたらす光と影に迫る。
連載
LINEモバイルが開けたパンドラの箱
目次
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消費者問題、ネット中立性、浮かび上がるゼロレーティングへの懸念
脱・格安スマホを目指すMVNOの間で、昨今、急速に注目を集めているゼロレーティング。その一方でゼロレーティングには、(1)消費者問題への懸念、(2)「通信の秘密」の懸念、(3)ネット中立性の懸念という、3つの懸念がある。
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LINE支えるNTTコムが語る、ゼロレーティングの実態
9月5日からMVNO事業を開始したLINEモバイル。最大の特徴であるLINEやTwitter、Facebookなどで発生するデータ通信料金を非課金とするゼロレーティングを、MVNE(Mobile Virtual Network Enabler)として支えるのがNTTコミュニケーションズ(NTTコム…
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「カウントフリーに高い満足度」、LINEモバイル嘉戸社長
LINEのMVNOサービス「LINEモバイル」が9月21日、本サービスに移行した。先行販売では配送体制や、LINEを通信費ゼロで利用できる「カウントフリー」機能などで顧客の満足度が高いと分析。事業立ち上げに自信を見せる。事業主体であるLINEモバイルの嘉戸彩乃社長にサービス開発の経緯や今後の計画を…
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脱・格安の鍵を握るゼロレーティング
脱・格安スマホを目指すMVNOの間で、昨今、急速に注目を集めているのが、LINEモバイルのように、特定のアプリケーションのパケット通信量をカウントしないゼロレーティングだ。ゼロレーティングがどのように動作しているのかを簡単に解説する。
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