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AI浸透後の2020年、私たちの暮らしはどのようになっているのか?

杉本陽子=EYアドバイザリー 2016/10/26 ITpro
出典:書籍『文系でもわかる人工知能ビジネス』の「まえがき」を再編集
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

今回紹介する書籍『文系でもわかる人工知能ビジネス』は、様々なリサーチ結果に基づいてAI(人工知能)サービス浸透「後」の近未来をストーリー仕立てで紹介しています。書籍内には多数のAIサービスが登場し、「それらを提供するのは誰だろうか」と考えると、「AIビジネス」が浮かび上がる。そんな本です。「自社ビジネスにAIを取り込みたいがどのように考えればいいのか分からない」と、お悩みのビジネスパーソンにお薦めです。では書籍の「まえがき」をお読みください。(松山貴之=日経BP社 コンピュータ・ネットワーク局 ネット事業プロデューサー)

 「人工知能が人類を支配する」「人工知能が人間の職を奪う」。世の中は人工知能をなんとなく“恐ろしいもの”というイメージで捉えている人が多いと思います。確かに、人工知能を使えば、良いことも悪いことも含めて、様々なことが可能になるでしょう。しかし本来考えるべきことは、その技術を「私たちがどう活かすか」、つまり「未来に対する想像力を働かせること」だと思います。

 私たちは、人工知能の持つポジティブなポテンシャルに着目しました。人工知能によって進化した2020年、人々はどのように仕事をし、どんな生活をしているのか、働き方や暮らしは現在とどう変化しているのか。そうしたことを物語形式で書いたのが書籍『文系でもわかる人工知能ビジネス』です。

 対象にしたのは、「自動車」「社会インフラ」「製造業」「農業」「物流・倉庫」「安全保障」「小売」「セキュリティ」「オフィス業務」「住宅」「医療」「教育」「金融」の13領域です。これらの領域は人工知能によって、以下に示す「新ビジネス」に変貌します。『文系でもわかる人工知能ビジネス』に書いているのは、それら新ビジネスが登場した後の日常です。

自動運転「自動車×人工知能」によって生まれる新ビジネス。準自動運転車、完全自動運転車、無人タクシーが登場します(1章、14章)
インテリジェントインフラストラクチャー「社会インフラ×人工知能」によって生まれる新ビジネス。ドローンによる橋梁の自動点検について書いています(2章)
次世代製造業「製造業×人工知能」によって生まれる新ビジネス。マスカスタマイゼーションや人間協調型ロボットについて書いています(3章、4章)
インテリジェントファーミング「農業×人工知能」によって生まれる新ビジネス。人工知能を用いた精密農業について書いています(5章)
自動物流・倉庫「物流・倉庫×人工知能」によって生まれる新ビジネス。自動運転トラック、人工知能を適用した配送用ドローン、運搬ロボットが登場します(6章、18章)
自律型安全保障ロボット「安全保障×人工知能」によって生まれる新ビジネス。テロ発生予測システムや災害救助ロボットが登場します(7章、10章)
インテリジェントコマース「小売×人工知能」によって生まれる新ビジネス。商品レコメンデーションや万引き防止について書いています(8章、17章)
インテリジェントセキュリティ「セキュリティ×人工知能」によって生まれる新ビジネス。犯罪予測システムについて書いています(9章)
次世代ビジネスインテリジェンス「オフィス業務×人工知能」によって生まれる新ビジネス。企業のフロントオフィス・バックオフィス業務や弁護士等の専門業務の自動化について書いています(11章、12章)
インテリジェントホーム「住宅×人工知能」によって生まれる新ビジネス。人工知能が導入された住宅に暮らすワーキングマザーや一人暮しの高齢者の生活について書いています(13章、16章)
インテリジェントメディカルケア「医療×人工知能」によって生まれる新ビジネス。人工知能を適用した生体情報による日常の健康管理について書いています(15章)
インテリジェントエデュケーション「教育×人工知能」によって生まれる新ビジネス。人工知能を適用したアダプティブ・ラーニングやキャリア設計システムについて書いています(19章、20章)
インテリジェントファイナンス「金融×人工知能」によって生まれる新ビジネス。人工知能を使った消費者金融の審査システムについて書いています(21章)

 どの章からでも読んでもかまいません。気になったキーワードから、もしくは読者の業界の物語から読んでもいいと思います。各章は「物語」と「まとめ」の2つのパートに分かれています。物語パートでは、読者が人工知能の存在を意識しないように記述しています。まとめパートでは、物語を振り返りつつ、「結局、人工知能によって2020年と現在とでは何が変わったのだろうか?」という問いに答え、必要に応じて「変化の裏にある人工知能はどのような仕組みで動いているのだろうか?」という問いに対するテクニカルな説明を加えました。

 物語を作る上で様々な想像力を働かせました。一人ひとりの架空の登場人物に愛着を込めて名前を付け、彼・彼女らが現在置かれている状況や気持ち、抱えている悩みやトラブルに当事者の気持ちになって真剣に考えました。そして、2020年に人工知能を使って、悩みやトラブルを解決し、幸せに暮らしている未来を想像しながら物語を書きました。

 個人的な思いですが、無人タクシーの景子さん(第14章)や、インテリジェントホームの久美さんの物語(第16章)が好きです。もしも、一人暮らしをしている自分の祖母が、こんなふうに生き生きと、笑顔で暮らしている未来を想像すると、涙が出るほどうれしく思います。

 人工知能を使った様々なビジネスは、まだまだ始まったばかりです。書籍に登場した人工知能のほかにも、様々な使われ方があるでしょう。書籍『文系でもわかる人工知能ビジネス』が日本のビジネスパーソンにとって、人工知能を使った未来の働き方や暮らしを想像し、人々の仕事や生活に変革を起こす新たなビジネスを生み出す一つのきっかけとなれば幸いです。

文系でもわかる人工知能ビジネス

EYアドバイザリー 杉本陽子

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