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無線LAN、何台まで接続できる?

アンテナの代わりにケーブルから“電波”を入力して通信速度を測定

大江 将史=国立天文台 天文データセンター 2016/11/02 日経NETWORK
出典:日経NETWORK 2016年9月号pp.75-76
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 では、どのようにしてAPの性能を測定したかを説明しよう。使用したスパイレントの測定器は通信業界でよく使われているもので、無線LANの通信速度やトラフィックパターンなど、様々な試験が可能である。実際の測定は、東陽テクニカの「@benchmark」というサービスに依頼した。

 基本的には電波の代わりにRFケーブルを使って測定を実施した(図5)。APの外部アンテナを取り外し、代わりにRFケーブルで測定器との間を接続した。電波を使った通信と同じ条件になるように、減衰器を使って信号の強度を調節している。ただし、アイ・オー・データ機器の「WN-AX1167GR」は外部アンテナ端子を持たないため、電波遮蔽環境で測定した図6)。測定対象であるAPと計測器のアンテナを、電波を通さない「暗箱」に入れ、周りの電波の影響を受けない測定環境を作った。暗箱の中と外の機器は中継コネクタを介して接続する。

図5●RFケーブルを使った測定
アンテナを取り外して代わりにRFケーブルを接続できる製品は有線で性能を測定した。測定の際には、電波の減衰を想定した減衰器を使用した。
[画像のクリックで拡大表示]
図6●電波遮蔽環境でAPの性能を測定
測定対象であるAPと計測器のアンテナを暗箱に入れることで、周りの電波の影響を受けない測定環境を作った。暗箱の中と外の機器は中継コネクターを介して接続する。
[画像のクリックで拡大表示]

 性能測定の際には、無線LANの同時接続数が1台、8台、16台、32台、64台と変化するよう設定し、フレームサイズが1518バイトのパケットの転送速度を測定した。転送は「無線LANから有線LAN」「有線LANから無線LAN」の双方向で行っている。性能の限界を引き出すため、著しく負荷が高い通信で測定を実施した。接続規格は802.11acで、チャネルはその製品で利用できる最大の帯域(40MHzもしくは80MHz)に設定した。60秒間の通信を行い、その製品全体の速度を算出した

▼スパイレントの測定器
この測定器は現状では3×3:3(受信アンテナ3×送信アンテナ3、ストリーム数3)にしか対応していないので、4×4に対応した製品は、今回の測定結果以上の性能を持っている可能性がある。なお、この測定器は2016年秋に4×4:4に対応する予定。
▼東陽テクニカの「@benchmark」
URLはhttp://at-benchmark.com/。
▼電波遮蔽環境で測定した
RFケーブルによる測定と電波遮蔽環境による測定は厳密には異なるが、東陽テクニカは両者の条件をなるべくそろえて測定しており、結果にはそれほど大きなかい離がないと考えられる。
▼製品全体の速度を算出した
理想的な環境での最高速度を測定しているため、5GHz帯に対応していない端末の使用時や、電波の混信時などでは、ここで示した最高性能を発揮できない可能性がある。

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